「未開の聖地」東欧を知る 東ヨーロッパワイン4本セット-Eastern Europe 4-bottle Set

「未開の聖地」東欧を知る 東ヨーロッパワイン4本セット

Eastern Europe 4-bottle Set

近年、急速に進化を遂げている東ヨーロッパのワインにフィーチャーしたセットです。

10,395円(税込)
タイプ
ワイン > ミックス
備考
この商品は直営倉庫からの発送となるため他の商品と分けてお送りします。
他の商品とご一緒にご注文いただけますがお届け時は別梱包となります。

容量
各750ml×4本
商品番号
SETECZ1011301

【土日祝日除く】ご指定がない場合、ご注文日から1~2営業日で発送します。
お届け日は、エリアにより出荷翌日から翌々日となります。

今飲むべき国々、ブルガリア、ハンガリー、クロアチア、ルーマニアのワイン4本。飲んでみたいけど、まだまだ情報量が少なく自分で選ぶことが難しい産地でもあるこれらの国々のワイン。今回は、東ヨーロッパの国の中から、それぞれの国の良さが存分に発揮されているアイテムをセレクトしました。まず飲んでみて欲しい4本です。

商品情報

ブドウ栽培に適した恵まれた風土が広がっているため、太古よりワイン造りが行われてきていた東ヨーロッパの地。ワイン大国となるポテンシャルを持ちながらも、フィロキセラ被害、共産党体制の質より量を重視した政策、禁酒政策など様々なことが影響して、長い間、ワイン産業は低迷していました。しかし、近年、東ヨーロッパの多くの国は、ワインの銘醸地としての本来の姿を取り戻しつつあります。大きな要因はEU加盟。海外からの投資が進み、最新の技術や施設で高品質なワインを造るワイナリーが急増しています。輸出量も増加し、東ヨーロッパのワインは世界中で高い評価を得ています。

今回はブルガリア、ハンガリー、クロアチア、ルーマニアのワインをそれぞれセレクト。東ヨーロッパならではの土着品種のワイン3本と、高いポテンシャルを持つ国際品種ブレンドのワイン1本の4本のセットです。未開の聖地、東ヨーロッパを辿りながら、太古から蘇った、でも新しくもあるワインをぜひお楽しみください。


セットの内容はこちら



熟した果実とスパイスのアロマ
シラーとネッビオーロのいいとこどり品種「ルビン」

シェヴァル・デ・カタルジーナ・ルビン
Cheval de Katarzyna Rubin
生産者:カタルジーナ・エステイト
Katarzyna Estate
生産地:ブルガリア/トラキア・ヴァレー
ヴィンテージ:2019
品種:ルビン(シラーとネッビオーロの交配品種)
タイプ:赤
希望小売価格:3,300円(税込) 

シラーとネッビオーロの交配によって造られた珍しい品種。花や黒系ベリーのアロマ、濃厚で凝縮感のあるワイン。イチゴジャム、干しイチジク、プラム、ミント、クローブなどの濃厚で複雑なアロマ。シラーを思わせる凝縮感のある果実味に、美しい酸と緻密なタンニンが重なり合い深い味わいに。シラーとネッビオーロのいいとこどりの1本です。


ワイン産地:ブルガリア

ブルガリアといえば、ヨーグルトとバラが有名ですが、紀元前1000年以上前からワイン造りが行われてきた世界最古のワイン醸造、輸出国の一つ。18世紀頃には「フランスワインと比較しても優れている」と評価されていたとも言われています。オスマン帝国の支配や旧ソ連ゴルバチョフ政権の禁酒政策など、ワイン産業は歴史に翻弄され、何度も低迷の危機を迎えましたが、共産党体制崩壊後より激変。2007年にはEU加盟国となり、最新の技術や施設で高品質なワインを造るワイナリーが急増。現在ではブルガリア固有品種のみならず、質の高い国際品種も数多く生産されています。もともとワイン産地としてのポテンシャルの高い国なだけにこれからの飛躍に期待が高まっている産地の一つです。



「黒い乙女」を意味する、高品質な土着品種

コルコヴァ・フェテアスカ・ネアグラ
Feteasca Neagra
生産者:コルコヴァ
Corcova
生産地:ルーマニア/オルテニア地方/メヘディンツィ
ヴィンテージ:2019
品種:フェテアスカ・ネアグラ 100%
タイプ:赤
希望小売価格:3,025円(税込) 

ルーマニア語で「黒い乙女」という意味。高品質なワインに向いていると近年多くの生産者の間で注目されている品種です。豊潤で強い黒系果実の香りが印象的。プラムや、ブラックベリーの豊かな果実味と柔らかいタンニン、ジューシーでありながらボリューム感もしっかりとある飲みごたえのある赤ワイン。


ワイン産地:ルーマニア

ルーマニアは、国土の3分の2が山と森林、残りは、なだらかな丘陵地帯と平地でブドウ造りに適した土地が広がっています。ワイン造りはおよそ4000年前から行わていましたが、フィロキセラや共産党時代の集団農場化による、質より量を重視した政策がワインの品質に大きな影響を及ぼしました。EU加盟をきっかけにワイン法が見直され高品質なワイン造りへとシフトしていっています。お城や宮殿、中世の街並みがそのまま残っていたりと、ヨーロッパの歴史を感じることができる美しい国です。



美しきドナウ川を見下ろすブドウ畑のワイン

グラシェヴィーナ・セレクテッド
Grasevina Selected
生産者:イロチュキ・ポドゥルミ
Ilocki Podrumi
生産地:クロアチア
ヴィンテージ:2021
品種:グラシェヴィーナ(ウェルシュリースリング)100%
タイプ:白
希望小売価格:2,310円(税込) 

このワイナリーのブドウ畑は、ドナウ川に向かってなだらかな傾斜になっていて、風通しがよくストレスがかからない。このグラシェヴィーナ(ウェルシュリースリング)で造られた白ワインが、特に人気です。青リンゴやシトラスのアロマ。伸びやかな酸とミネラルが心地よい1本。地元では炭酸水と割ってゴクゴクと気軽に飲むスタイルが親しまれています。お塩とオリーブオイルのみの焼魚などシンプルなおつまみと合わせて、クロアチアスタイルで楽しんでみるのもオススメです。


ワイン産地:クロアチア

アドリア海を挟んでイタリアの東に位置するクロアチアのダルマチア沿岸部およびイストラは、緯度的にみてもイタリアとほぼ変わらなく、温暖な地中海気候で、ブドウ栽培にはこれ以上ないほど最適な地と言えます。そのため、中世にはワイン生産が拡大し、他国へ輸出も積極的にされていたが、やがてクロアチアでもフィロキセラの影響や、共産主義体制の政策により質より量が重視され、ワイン産業が低迷。さらにクロアチア紛争により多くの畑やワイナリーが被害を受け、ワイン生産量が激減しました。しかしこうした逆境下でも、ワイン産業の復興を目指し、生産者による協会を発足。2013年にはEUに加盟し、自然豊な大地と地中海気候の恩恵を受け、さらなる品質向上に取り組んでいます。



世界遺産パンノンハルマのベネディクト修道院とその自然が生む赤ワイン

パンノンハルミ・トリコリシュ・レッド
Pannonhalmi Tricollis Red
生産者:パンノンハルミ・アパーチャーギ・ ピンツェーセト
Pannonhalmi Apatsagi Pinceszet
生産地:ハンガリー/パンノンハルミ
ヴィンテージ:2020
品種:ピノ・ノワール 40% 、メルロー40%、カベルネ・フラン20%
タイプ:赤
希望小売価格:2,860円(税込) 

パンノンハルマのベネディクト修道院はブドウ畑にかこまれた丘の上にあります。ブドウ畑のある丘と森も含めて1996年に世界遺産に登録された美しい修道院。昔から修道士たちが丹精して作るワインは、その品質が高く評価され、外国にまで知れ渡っていましたが、共産党独裁政権による政策により、修道院のワイン造りは一時壊滅。ようやく2000年よりハンガリーの国営銀行の協力で再建が実現し、修道院が再び古くからの伝統のワインを復活させようとブドウ樹の栽培をし始めました。今、やっと実を結び始めたぶどうには修道士たちの期待と誇りが詰まっています。エレガントでどっしりとした酒質。余韻も長く 若木ながら既に土地のミネラルを表現するポテンシャルを持っています。ピノノワールの華やかで繊細な香り、メルローのコクとカベルネフランのきめ細かいタンニンが美しく調和した素晴らしい赤ワインです。


ワイン産地:ハンガリー

ハンガリーは、紀元前からブドウ栽培がおこなわれており、本格的には古代ローマ人によりブドウ栽培が伝えられたとされています。9世紀後半にキリスト教に改宗し、ベネディクト派の宣教師たちによりワイン生産が拡大。一時期はフランス、イタリアに継ぐ世界3位のワイン生産国にまで成長しました。しかしながら、ハンガリーでもフィロキセラの被害により生産量が減少。さらには質より量を重視した旧ソ連の支配により、長い間、高品質なワインは生み出すことが困難な時期が続きました。しかし2004年EU加盟後、品質管理と原産地保護に関する新しい規定が制定され、貴腐ワインで有名なトカイや、土着品種のケークフランコシュ、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ノワールなどの国際品種においても急速にその品質が向上しています。



「未開の聖地」東欧を知る 東ヨーロッパワイン4本セット

Eastern Europe 4-bottle Set

各750ml×4本 10,395円(税込)

この商品の関連商品